東光保育園

　大きな桜の木の開花とともに一年が始まります。子どもたちはお花見をしながらおやつを食べ、花びら集めに夢中になります。当園の園庭には大きな樹木が生いしげり、四季折々の季節の変化を肌で感じることができます。夏の暑い時でも木陰は涼しく、子どもたちは自然に木の下で遊ぶことを学びます。
　大きな木の上にはカラスが巣を作り、せっせとヒナにエサを運んでいます。園舎の軒下にはツバメが毎年やってきます。東光保育園はそんな自然あふれる保育園です。
　園の歴史は古く、昭和28年に初代園長が光福寺の本堂で近所の子どもさんを預かり保育をしたのが始まりです。2代、3代と続けて保育園に通っているかたもたくさんおられます。
　人を育てるのに必要なものは立派な園舎や立派な園庭ではなく、子どもたちに
関わる すべての「人」 であると思います。当園では、担任だけでなくすべての職員が子どもたちに関わり、担任と連携を取り、子どもたちの問題解決に当たっています。
　みなさんは「花育」や「木育」という言葉をご存知ですか?乳幼児期に本物を見、それらに触れることで、心豊かな情緒の安定した子どもに育ちます。庭に植えられた草花に触れ、水をあげ、種を取ったり葉っぱで遊んだり、また 竹や木の遊具にふれ、柔らかさや温かさを肌で感じるなど、この時期の子どもたちの遊びを大切にしています。
　これからも子どもたちの幸せを第一に考え、保護者の皆様との連携をより深めていきたいと考えます。